集中してバイオリン練習ができるのはどこ?おすすめの練習場所を紹介!

バイオリンの上達を目指す場合、毎日の練習は必要不可欠です。バイオリンは練習すればするほど上手に演奏できるようになるものですから、練習時間は十分に確保しましょう。

しかし、大きな音を奏でるバイオリンの練習場所に困る方も多いのではないでしょうか。

今回は、バイオリンの練習を集中して行えるおすすめの場所4選を紹介します。あわせて、自宅での練習アイデアも紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

バイオリンの練習場所おすすめ4選

バイオリンに限らず、楽器の演奏をする方にとって練習場所選びは簡単ではありません。

特に住宅街やマンションにお住まいの方は、近所迷惑を気にするあまり、自由に練習できないケースも少なくないでしょう。

ここからは、バイオリンの練習を快適にできるおすすめの4つの場所を紹介します。

レンタルスタジオ

周りを気にせず思いきり音を出して練習したい方には、レンタルスタジオの利用をおすすめします。

防音設備の整っているレンタルスタジオは、バイオリンだけでなく、ピアノ・管楽器・声楽の定期レッスンやリハーサルなどさまざまな用途で利用されています。

スタジオによってはレコーダーや音楽機器の貸し出しを行っているため、たくさんの機材を運ぶ手間がかからず便利です。

インターネットで簡単に予約できるスタジオもあるので、気になる方はぜひチェックしてみてください。

カラオケボックス

各部屋に防音設備が整っているカラオケボックスは、バイオリンの練習に最適な場所の一つです。

ひとりカラオケが流行している近年では、1人でカラオケに行って歌や楽器の練習をする人が増えています。

カラオケボックスでは、30分単位やフリータイム制で部屋を借りられるのが一般的。使用時間の自由度が非常に高いのが大きな魅力です。

また、カラオケボックスによりますが、フリータイムで6時間利用しても1000円前後で利用できるリーズナブルなところもあります。

この価格なら、レンタルスタジオと比較してもかなりリーズナブルな価格で利用できるでしょう。

自宅付近にカラオケボックスがある方は、ぜひ一度練習に利用してみてください。

公共施設

お住まいの地域の自治体の公民館など、公共施設に防音室がある場合は公共施設を利用するのがおすすめです。

公民館は安く借りることができ、家の近くにあることがほとんどなのでアクセスも抜群。

ただ、コスパが良くて利用しやすいことから、なかなか予約が取れない可能性もあるので注意が必要です。

気になる方はぜひお住まいの自治体のホームページを確認、または電話で問い合わせてみてください。

公園

バイオリンの練習場所には、通行人や子供の少ない公園もおすすめです。

しかし、バイオリンは湿度や温度に非常に敏感な楽器です。野外でバイオリンの練習をする際は、直射日光を避けた日陰などを選びましょう。

また、公演によっては楽器演奏が禁止されているケースもあります。近隣の公園で楽器演奏できるかどうかは、公園の管理事務所に事前に確認すると安心です。

また、公園を選ぶ際にはなるべく住宅街や通行人が多い公園は避け、大きな公園で練習すると良いでしょう。

自宅で練習する方法

レンタルスペースやカラオケなど、外に出れば便利な練習場所がたくさんあります。

しかし、中には「楽器や機材の持ち運びが面倒」、「家の近くに練習できる施設がない」など、さまざまな理由で自宅での練習を考えている方もいるでしょう。

ここからは、自宅で練習したいという方に向けて、なるべく近隣に迷惑をかけずに快適に練習できる3つのアイデアを紹介します。

防音の部屋を作る

自宅でバイオリンの練習をしたい方には、防音室の設置をおすすめします。自宅に防音室があれば、家族や近隣への迷惑を考えずに練習に没頭することができます。

防音室を作る際には、バイオリンを演奏するのに十分な広さの部屋、音を防ぐだけでなく響かせる工夫が必要です。

防音室を自宅に作りたい方は、音響調整専門の施工会社に相談してみると良いでしょう。

電子バイオリンを使用する

自宅を練習場所にしたい方には、電子バイオリンの使用をおすすめします。

電子バイオリンは、サイレントバイオリン・エレクトリックバイオリンとも呼ばれており、時間帯や近隣を気にせずバイオリンを楽しみたい方に向けて作られました。

音はヘッドフォンやスピーカーから出るため、自分でボリュームを調整しながら演奏できます。

ただ、電子バイオリンに慣れてしまうとアコースティックバイオリンを弾く際に違和感を感じてしまう可能性があります。

電子バイオリンを使用する際は、アコースティックバイオリンと併用して練習することをおすすめします。

時間帯を工夫する

バイオリンを自宅で練習する場合は、家族や近所に迷惑をかけない時間帯を選んで練習しましょう。

もし、どの時間帯が良いかわからない場合には、どの時間帯なら音を出しても良いか、直接マンションなどの管理事務所に相談してみると良いです。

近所への迷惑が極力かからないよう、時間帯を調整した上で、防音カーテンや防音マットを利用するのもおすすめです。

防音室を作るなら「ポータブル防音室」もおすすめ

自宅に防音室を作るスペースがある方には、ポータブル防音室をおすすめします。ポータブル防音室とは簡易的に設置できる組み立て式の防音室のこと。

パイプ骨組みのものからテント型のものまで豊富な造りや大きさのタイプがあり、家の大きさや用途によって使い分けられます。

価格は少し高めですが、ポータブル防音室なら家の中に完全プライベートな防音空間を持つことができます。これなら自由な時間帯で快適にバイオリンの練習ができるでしょう。

ポータブル防音室は通販サイトでも簡単に手に入れられます。気になる方はぜひチェックしてみてください。

まとめ

今回は、バイオリンの練習場所にお困りの方に向けて、おすすめの練習場所や自宅での練習アイデアを紹介しました。

バイオリンを上達させるためには毎日の練習は欠かせません。プライベートな空間で集中して練習するためには、レンタルスペースやカラオケでの練習がおすすめです。

工夫さえすれば自宅でも練習できるので、ぜひこの記事を参考に快適な練習場所を見つけてください。

人気の記事
見学・試奏 お問い合わせ