【初心者向け】上達できるおすすめバイオリン教本10選

バイオリンの上達において重要なのは、自分に合うぴったりの教本選びです。

しかし、バイオリン初心者にとっては、「どの本が自分に合っているのかな」、「どのような学び方が正しいのかわからない」という方も少なくないはずです。

この記事では、バイオリン初心者におすすめの教本10選を徹底解説。あわせて、教本選びのポイントも紹介するので、参考にしてみてください。

バイオリン初心者におすすめの教本10選

バイオリン教材は、選ぶ教材によって練習曲や学ぶステップも大きく異なります。ここからは、バイオリン初心者の方におすすめの教材を10点紹介します。

ヤマハミュージックメディア「1人で学べる 初心者のためのバイオリン入門」

ヤマハミュージックメディアの「1人で学べる 初心者のためのバイオリン入門」は、初心者の方が、独学でも学べるように作られた教本です。

バイオリン選びのポイントや、正しいバイオリンの持ち方、各部の名称など初歩的なことから学べるのが最大の魅力です。

一つ一つ段階を踏んでステップアップできる教本のため、全くの初心者の方にもわかりやすいでしょう。

全音楽譜出版社「スズキメソード 鈴木鎮一 バイオリン指導曲集(1)」

全音楽譜出版社の「スズキメソード 鈴木鎮一 バイオリン指導曲集(1)」は、バイオリン教室でよく指導本として使用されている教本の一つです。

模範演奏のCDが付属されており、その中にはピアノ演奏も収録されています。そのため、ピアノ演奏に合わせて練習でき、合奏気分を味わえます。

「キラキラ星変奏曲」や「ちょうちょう」など、基礎レベルからスタートできるため、初心者の方やお子様におすすめです。

音楽之友社「バイオリンBasicいつでも学べる基本練習300

音楽之友社の「バイオリンBasicいつでも学べる基本練習300」は、イギリスの有名なバイオリニストが作成した、バイオリンの基本練習方法を300通り掲載している練習本です。

また、バイオリン演奏の練習だけでなく、演奏前の準備体操や最短で上達する練習方法など、学べる知識の幅が広いことで有名な一冊です。

世界中のバイオリニストが基礎練習の際に使用している教本ですので、一度手にとってみてください。

自由現代社「初心者のバイオリン基礎教本」

自由現代社の「初心者のバイオリン基礎教本」は、楽器の購入から演奏のノウハウまで、幅広く習得できる教本です。

まだ楽器に触れたこともない初心者でも、それぞれのバイオリンの特徴や取り扱いを学べる基礎本です。

レベルごとに分かれた練習方法が掲載されているため、自分のレベルを確認しながらステップアップを目指せます。

コツコツと練習したい方におすすめの教本です。

音楽之友社「新しいバイオリン教本1」

音楽之友社の「新しいバイオリン教本1」は、バイオリン教授界を代表する3人が手がけた、バイオリンを基礎から学べる初心者向けのバイオリン教本です。

全部で24曲の名曲が掲載されており、「アマリリス」や「メリーさんの羊」など、誰もが一度は耳にしたことのある曲で練習できます。

また、初心者の基礎練習だけでなく、幅広い表現の領域まで解説しているため、独学者だけでなく中・上級者のブラッシュアップにも役立つでしょう。

ドレミ楽譜出版社「見て聴いて必ず弾ける バイオリン入門」

少しずつバイオリンに触れ、正しい発音ができるようになった方には、ドレミ楽譜出版社の「見て聴いて必ず弾ける バイオリン入門」をおすすめします。

この教本は、中級者よりの初心者が次のステップに進むための教本といわれています。

掲載されている練習曲には、音名と指番号が書いてあるのが特徴で、譜読みが苦手な方でもスムーズに弦を抑えることができるでしょう。

全音楽譜出版社 ISEシリーズ「カイザー バイオリン練習曲(1)」

全音楽譜出版社のISEシリーズ「カイザー バイオリン練習曲(1)」は、ドイツの有名バイオリニストである、ハインリヒ・エルンスト・カイザーが作成した教本です。

バイオリン教室で習う順番に、1つずつ技術をマスターしていく形式のため、モチベーションの維持も難しくありません。

基本スキルと指の動きの練習にぴったりの教本です。

全音楽譜出版社「篠崎バイオリン教本(1)」改訂版」

全音楽譜出版社の「篠崎バイオリン教本(1)」改訂版」は、楽器や弦の選び方や、楽器の持ち方など、バイオリンを演奏する前の基礎から学べる教本の一つ。

別売りにはなりますが、模範演奏のCDも販売されており、耳で聴いて学ぶこともできます。

楽譜には104曲もの豊富なジャンルの楽曲がおさめられているため、幅広いスキルの習得も期待できるでしょう。

音楽之友社「バイオリン音階教本」

音楽之友社の「バイオリン音階教本」は、多くの演奏家を育てたといわれている、ロシア人のバイオリニストが作成した教本です。

作成者が独自で生み出したバイオリンの学び方が、細かく書いてある教本であり、徐々にレベルアップできるような構成でできているのが特徴です。

リットーミュージック「本当に役立つ!バイオリン練習法74」

リットーミュージックの「本当に役立つ!バイオリン練習法74」は、74種類のバイオリン練習法をまとめた教本で、バイオリンの持ち方から演奏まで幅広く習得できます。

12人の指導者が認める、バイオリニストであれば知りたい知識や習得法が掲載されているため、一度読んでみる価値ありの教本です。

バイオリン教本の選び方のポイント

バイオリン教本を選ぶ際は、どのような練習方法であるか、掲載されている練習曲が自分の好みであるかが重要なポイントです。

もし、練習方法が自分に合っていなければ、練習に対するモチベーションの維持が難しくなる可能性が高まります。

また、誰もが自分の好きな曲を演奏したいという憧れを持っているはずです。

そのため、練習を意識高く継続するためにも、「習得方法」と「好みの練習曲」を確認してから、教本を選ぶようにしましょう。

まとめ

今回は、ステップアップを目指すバイオリン初心者の方に向けて、おすすめのバイオリン教本を10選紹介しました。

教本によってレベルアップの仕方や、どの曲で学ぶのかなど大きく異なります。そのため、一番わかりやすく、自分にぴったりの一冊に出会うことが大切です。

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